新年、新年度に手帳を新調するのって本当にワクワクしますよね。新しい生活、そして新しい自分の始まりだ…っ。こんな思いに包まれます。
でも…
その手帳、最後まで使いきれていますか?
私は今まで様々な手帳を買うはいいものの、数カ月後には存在すら忘れてしまっている…。そんな失敗が続いていました。
アナログな手帳は私には向いていないのかな? そんな風に思っていたとき、バレットジャーナルに出会ったんです。
そしてちょっと試してみるかとバレットジャーナルを使いだしてからは、毎日手帳に書き込むのが楽しくなり、今でも日課として続けることができています。
今回は手帳が長続きしないあなたにこそ読んで欲しい! そんな思いでバレットジャーナルの基本の「き」を紹介します。
あなたに
✔ 仕事や日々のタスクを効率よくこなしたい
✔ なりたい自分になりたい!
バレットジャーナルとはいったい何?
友達からバレットジャーナルを進められたとき、私の頭に浮かんだ疑問が
バレットジャーナルってどこに売ってるんだろう?
バレットジャーナルは「ほぼ日手帳」や「高橋手帳」のようにメーカーやブランド名ではありません。手帳の書き方をのものを「バレットジャーナル」と読んでいるのです。
バレットジャーナル基本的なルール
バレットジャーナルには基本的なルールがあって、それさえクリアすれば誰でもバレットジャーナリストと名乗ることができます。
◇◇ルール◇◇
・すべての情報を1冊のノートにまとめる
・ページナンバーを記入する
・目次ページを作る
・KEY(キー)と呼ばれる記号を使う
たったこの4つ。この4つのルールだけを抑えておけば、バレットジャーナルで何をしようが自由なのです!
▲ 公式HPより
なぜバレットジャーナルがオススメなのか
1‥ルールが簡単
先に紹介した通り、バレットジャーナルは4つのシンプルなルールしかありません。書き込む項目が多いほうが好き! という人は物足りないかもしれません。でも手帳がいつも続かない人にはルールが少ないほうが続きやすいですよ。
イメージ的には「ほぼ日手帳」と似たところがあるかもしれません。
2‥自分のペースでOK
既存の手帳と大きく違うのが、日付や曜日の記入は自分で行うということ。従来の手帳はマンスリーカレンダーや、毎日記入できる欄があらかじめ印刷されています。そしてその枠内に日々の予定や日記を埋めていきます。
対して、バレットジャーナルは何も書いていないノートを使います。だから毎日の記入欄を埋める必要がないというメリットがあるのです。
私は今まで普通の手帳を使っていたとき、忙しくて手帳に何も書けない日が続くと、だんだんやる気を無くしていました。でもバレットジャーナルなら書かない日はその日付ごとスキップできます。スキップした後は再開した日付から書いていけばOK。空白ができにくいから、ストレスを感じにくいですよ。
タスク処理が苦手な人にぴったり
処理しなくてはいけない or これをやりたいがいっぱい。
このようにタスクが多い人にこそバレットジャーナルはオススメ。バレットジャーナルはKEYと呼ばれる記号を使ってタスクを管理していきます。1週間毎に振り返りをして、次の週はどのように予定を立てていくかを、自分で決めていきます。
振り返りの習慣を持つことで、
今やらなくてもいいこと
先延ばしていたけど直ぐにできること
タスクの優先度
などが少しずつ見えてきます。私もやらなくちゃいけないこと、やりたいこと、時間がかかること、すぐにできることが頭の中でごちゃごちゃになっていましたが、今はやるべきことをスッと始められるようになりました。
カスタム好きな人に
バレットジャーナルには何を書いても良いんです。
つまり100人いると100通りのバレットジャーナルが存在します。私もバレットジャーナル初期は基本のルールだけを守って…という感じでした。
でも今では読書記録や、名言メモ、毎日の掃除記録など、自分の生活の中で覚えておきたいことを思いつくままに書き込んでいます。
また、世界中のバレットジャーナル愛好家たちが、どんな書き込みをしているのか調べるのが趣味になってしまいました。笑。みんな個性があってずっと見ていても飽きません!
バレットジャーナルを始める準備をしよう!
ノートを買う
バレットジャーナルが楽しくなるかどうか、私はノート選びが一番大事だと思っています。
ノートにこだわれば、このノートを開きたいがために、手帳を書くぞ! という気になってくるんです。
私は『LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム ノート A5 ドット方眼)』というドイツ生まれのノートを購入しました。バレットジャーナルの考案者もこの『ロイヒトトゥルム』を公式ノートとしてアナウンスしているみたいです。
お値段は少々しますが、
・しっかり頑丈なハードカバー
・頬ずりしたいほど、紙質が◎
・ページ番号が振ってある
・しおりが2本ついている
・17色の中から好きな色を選べる
という他のノートにはない魅力が盛りだくさん。
バレットジャーナルの基本ルールのひとつである、ページごとに番号を振っていくがすでに装備されている。そして目次を作る欄もある! ということでこのノート以外は考えられない! くらい気に入って使っています。
買ってすぐにバレットジャーナルデビューができるので、はじめての人こそまずこの『ロイヒトトゥルム』を使ってみてください。
ペンを揃える
バレットジャーナルを始めると、みんなペン沼にはまっていきます。なぜならいろんなペンを使って、手帳に書き込んでいくのが楽しくなるからです。
もちろん今すでにもっているペンで始めてもOK。ただバレットジャーナルを使う上で何かおすすめは? と聞かれたら、まずは
無印良品のこすって消せるニードルボールペン
を激しくおすすめします。こすって消せるペンは他にもありますが、小さな文字がキレイにかける。そして見た目がシンプルでおしゃれ。ガンガン間違えを恐れずに書き込むためにも、消せるペンがおすすめです。
他には…
▲ 色が豊富で、外観もかわいい。書き味も滑るよう。
▲ 太字と細字がセットになっているので使い勝手◎
▲ 世界のバレットジャーナリストご指名NO.1
▲ カラー筆ペン。色が豊富でワクワクします
こんなラインナップで毎日手帳に書き書きしています。そして日々ペンが増えていってます…笑。
あれば楽しくなるアイテム
他にもマスキングテープ、スタンプ、シールなど手帳を自分好みでデコレーションできるアイテムがあれば、もっと楽しくなります。
まずはノートとペン1本ですぐにできる
ここまでバレットジャーナルの基本知識と用意するといいかもアイテムを紹介しました。
でも、いちばん大事なのはお試しのつもりでまずは始めてみること。私もすぐにはしっくり来る自分の「型」が決まりませんでした。でも今では自分なりにカスタマイズして世界にひとつだけのノートに大満足です。
ぜひぜひ、一度始めてみてください。
詳しい記入方法は次回紹介しますね。
それではHave a nice day!